では、解決方法です。
【解決方法】
子供が話しかけてきたら聞いてあげる、何か要求してきたら応えてあげる。
【理由】
親がちゃんと聞いたり答えてくれれば、子供も聞くようになるから
【やり方】
今までの子供に対する態度を振り返り、今後 子供が話しかけてきたら、しっかり対応する
①今までの子供に対する態度を振り返りましょう
②過去の事は受け入れ、今後の行動を決意する
③実践する
④子供の反応をみる
↓↓↓
①今までの子供に対する態度を振り返りましょう
今まで子供を育ててきて、子供に話しかけられたり、要求された時の自分の態度を振り返りましょう。
子供が話してきた時に、ちゃんと話しを聞いてあげましたか?
子供が何か要求してきた時に、その要求に応えてあげましたか?
どんな風に自分は返していたのか、思い出してみて下さい。
②過去の事は受け入れ、今後の行動を決意する
今までの事を思い返してみて、どうでしょうか?
子供の話をちゃんと聞けなかった、要求を受け入れて来なかったとなれば、子供は親の話は聞かないし、お願いも聞いてくれません。
今までの事は、過去に戻れないのでどうにもなりません。
「してこなかった自分が悪い」と自分を責めるのではなく、過去の事と受け入れましょう。
そして今からでも、子供の話しをちゃんと聞いて、要求を受け入れる行動をしてみて下さい。
ただ子供の要求でルールに反する事は、しっかり出来ない理由を添えて断りましょう。
今後は子供の話や要求は、適当に対応せず、ちゃんと応えてあげる様に意識してみましょう。
③実践する
早速 今から行動に移しましょう。
最初は、ぎこちなかったり子供も戸惑うかもしれませんが、続けてください。
さり気なくではなく、「ちゃんと聞いているよ」と分かるように態度で示してください。
④子供の反応をみる
あたなが行動した事で、子供の反応はどうだったでしょうか?
子供が黙る反応をしても、「分かった」「〇〇しておくね」とか言うだけでいいんです。
子供が黙ったから自分もではなく、「ちゃんと聞いたよ、分かったよ」と子供に分かるように言葉と態度で示してください。
どんな反応をしてきても、子供を攻めて言うのではなく、同意して見守る方が、子供は心を開こうと思うのです。
☆☆☆
子供は、小さい頃から親の愛を欲しがっています。
話しをしてくれない子供も、親には自分の気持ちを分かって欲しいし、受け入れて欲しいのです。
小さい頃から、親に話をしても聞いてくれない、何か要求しても相手にしてもらえな
いし怒られるとなると、子供は「どうせ聞いてくれない、してくれないし怒られる
し」と思い、話さなくなってしまいます。
それが愛情と思う為、「親には愛されていない」となってしまうのです。
「返報性の法則」は聞いた事ありますか?
これは、「相手から何かしてもらったら、お返しをしたくなる」というものです。
子供でも大人でも人にはこの心理があります。
今回のケースは、まさにこの法則に当てはまりますね。
これは良い事・悪い事問わずなので、自分がしてきた事がそのまま自分に帰ってきた
ということになります。
この返報性の法則だけでなく、恥ずかしいという事もあるかもしれません。
子供には子供なりの考えがあります。
そして一人一人 感性も違います。
子供は親の言う通りに動くロボットじゃないので、無理に理由を聞きだしたり、責め
る事はしない様にしましょう。
子供に話しかけても返事がないのは淋しいかもしれませんが、子供の気持ちに寄り添
い、受け入れ、見守る様にしましょう。
子供が「自分を受け入れてくれている」と愛を感じてくれば、徐々に心を開いて話し
をしてくれるでしょう。
まずは心配をせずに、受け入れる事をし続けてみてくださいね!